2級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)前期
問48 (ユニットF 問8)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)前期 問48(ユニットF 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

金属管配線に関する記述として、「内線規程」上、誤っているものはどれか。
  • 単相3線式回路においては、3本の電線を同一の金属管内に収めて施工した。
  • 器具と器具の間の金属管配線の管のこう長が30mを超えたので、途中にプルボックスを設置した。
  • 水気のある場所に施設する金属管配線に絶縁電線を使用した。
  • 強電流回路の電線と弱電流回路の電線を同一ボックスに収めるので、金属製の隔壁を施設し、その隔壁にD種接地工事を施した。

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この過去問の解説 (3件)

01

金属管配線の内線規程に関する問題です。

金属管配線は厚鋼および薄鋼電線管を用いて配線する工法で露出配管や屋内の隠ぺいした場所でも使用でき、乾燥した場所以外でも湿気の多い場所や水気のある場所でも使用が出来ます。

以下の選択肢から誤った記述を選択しましょう。

選択肢1. 単相3線式回路においては、3本の電線を同一の金属管内に収めて施工した。

単相3線式回路は3本の電線で構成され、電線を同一の金属管内に収めて施工することは可能です。よってこちらは正しいです。

選択肢2. 器具と器具の間の金属管配線の管のこう長が30mを超えたので、途中にプルボックスを設置した。

金属管配線の管のこう長が水平の場合で30mを超えた場合は途中にプルボックスを設けなければなりません。ちなみに垂直の場合は6m以上となります。よってこちらは正しいです。

選択肢3. 水気のある場所に施設する金属管配線に絶縁電線を使用した。

水気のある場所での金属管配線工事は可能で、管内の電線も絶縁電線を使用することは可能となります。よってこの記述は正しいです。

選択肢4. 強電流回路の電線と弱電流回路の電線を同一ボックスに収めるので、金属製の隔壁を施設し、その隔壁にD種接地工事を施した。

強電流回路の電線と弱電流回路の電線を同一ボックスに収める場合、セパレーター(隔壁)の設置が原則となりますが金属製の隔壁の使用は禁止されています。セパレーター(隔壁)は樹脂製となります。よってこちらは誤りです。

まとめ

内線規程からの問題となりますので、電気工事士試験を受験されたり、勉強されている方にとっては絶対落とせない問題と言えます。

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02

金属管配線の内線規程に関する問題です。

選択肢1. 単相3線式回路においては、3本の電線を同一の金属管内に収めて施工した。

電線を同一の金属管内に収めて施工することは可能であり、適当です。

選択肢2. 器具と器具の間の金属管配線の管のこう長が30mを超えたので、途中にプルボックスを設置した。

水平で30m、垂直で6mを超える場合はプルボックスの接地が必要となり、適当です。

選択肢3. 水気のある場所に施設する金属管配線に絶縁電線を使用した。

水気のある場所でも金属管配線に絶縁電線を使用することは可能であり、適当です。

選択肢4. 強電流回路の電線と弱電流回路の電線を同一ボックスに収めるので、金属製の隔壁を施設し、その隔壁にD種接地工事を施した。

強電・弱電混在時に隔壁を設けること自体はあり得ますが、隔壁そのものにD種接地工事を施す必要がある、という規定は内線規程にはありません。

ボックスが金属製ならボックスとして接地対象になることはありますが、「隔壁にD種接地を施す」という書き方は規程の趣旨から外れた不自然な記述です。

よって、この設問は不適当です。

まとめ

内線規程は実務上の施工要領になります。解釈によって判断に悩む部分もありますが、既定の趣旨を理解する必要があります。

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03

金属管配線に関する問題です。

選択肢4. 強電流回路の電線と弱電流回路の電線を同一ボックスに収めるので、金属製の隔壁を施設し、その隔壁にD種接地工事を施した。

内線規程(JEAC8001)では、強電流回路と弱電流回路を同一ボックスに収める場合、金属製の隔壁を設けることは認められています。 しかし、その隔壁にD種接地工事を施す必要はありません。 隔壁自体は電気的絶縁または導通が確保されていればよく、接地の義務はないのです。

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