2級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)前期
問29 (ユニットC 問19)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)前期 問29(ユニットC 問19) (訂正依頼・報告はこちら)

道路トンネル照明に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 入口部照明の区間の長さは、設計速度が速いほど長くする。
  • 出口部には、設計速度、トンネル延長、出口付近の野外輝度を考慮し、必要に応じて照明施設を設けるのがよい。
  • 停電時照明は、停電時における危険防止のため、設けることを原則とするが、基本照明の一部を兼用することはできない。
  • 接続道路の照明は、夜間において、トンネル出入口付近の幅員構成や道路線形の変化などを明示するため、必要に応じて設けるのがよい。

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この過去問の解説 (1件)

01

道路トンネル照明に関する問題です。

選択肢1. 入口部照明の区間の長さは、設計速度が速いほど長くする。

設計速度が高いほど、運転者の視覚順応に時間がかかるため、照明区間を長くするのが適切です。

選択肢2. 出口部には、設計速度、トンネル延長、出口付近の野外輝度を考慮し、必要に応じて照明施設を設けるのがよい。

出口部の明暗差による視認性の低下を防ぐため、条件に応じて照明を設けるのが望ましいです。

選択肢3. 停電時照明は、停電時における危険防止のため、設けることを原則とするが、基本照明の一部を兼用することはできない。

不適当です。

実際の設計では、非常用電源により一部の基本照明を停電時照明として活用することが一般的です。これにより、停電時でも最低限の視認性を確保し、走行中の安全を保つことができます。

選択肢4. 接続道路の照明は、夜間において、トンネル出入口付近の幅員構成や道路線形の変化などを明示するため、必要に応じて設けるのがよい。

トンネルと接続する道路の視認性を確保するため、必要に応じた照明設置は適切です。

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