2級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)前期
問20 (ユニットC 問10)
問題文
ただし、低圧進相用コンデンサは、個々の電動機の回路ごとに取り付けるものとする。
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問題
2級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)前期 問20(ユニットC 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
ただし、低圧進相用コンデンサは、個々の電動機の回路ごとに取り付けるものとする。
- コンデンサは、手元開閉器よりも電源側に接続する。
- 電動機が低力率のものには、力率改善のためにコンデンサを取り付ける。
- コンデンサは、放電抵抗器付のものを使用する。
- コンデンサの容量は、電動機の無効分より大きくないものを選定する。
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この過去問の解説 (3件)
01
低圧進相用コンデンサは電力系統の力率改善や電圧調整などに用いられます。
以下の選択肢から「内線規程」上、誤っているものを選択しましょう。
三相誘導電動機における低圧進相用コンデンサは各電動機各々に設置することが推奨されています。手元開閉器よりも電源側に接続すると、開閉後の残留電荷の影響が他の関係のない機器にまで波及してしまうので負荷側に設置することを推奨されています。
よってこの記述は誤りです。
低圧進相用コンデンサ設置の目的は力率改善なので、こちらは正しいです。
低圧進相用コンデンサ回路が開路後、残留電荷の影響を低減させる目的で放電抵抗、放電コイルなどを設置することが規程されています。よってこちらは正しいです。
コンデンサの容量が電動機の無効分より大きくなると、進み過ぎてしまい逆効果となるのでこちらは正しいです。
低圧進相用コンデンサの役割は「力率改善」の他に「高調波の抑制」も担っています。
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02
三相誘導電動機は、動作の仕組み上 遅れ力率(無効電力を多く消費する) という特徴があります。
このままだと、電源側に余計な負担がかかり、電圧降下や電力損失が増えてしまうため、低圧進相用コンデンサを用いて改善します。
内線規程では、低圧進相用コンデンサは、
原則として電動機と同一の開閉器(遮断器)で一括開閉できるように、手元開閉器の負荷側に接続する扱いであり、手元開閉器よりも電源側に接続することは不適切です。
電動機だけ切れてコンデンサだけ系統に残ると、無負荷進相運転→過電圧・系統不安定化などの問題が起こるためです。
三相誘導電動機は一般に遅れ力率であり、力率改善のためにコンデンサを取り付けるのは内線規程の趣旨と整合しています。
コンデンサは充電されたままだと感電・誤動作の危険があるため、
内線規程では放電抵抗器付きで残留電圧を一定時間内に低下させる構造を要求しています。
無効分を超えると過進相(進み力率)となり、系統の過電圧・共振などのリスクがあるため、
原則として「電動機の無効電力を超えない容量」が求められます。
低圧進相用コンデンサの目的は、電動機の遅れ力率を改善し、電流を減らして電源設備の負担を軽くすることです。目的に合致したものかどうか判断する必要があります。
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03
三相誘導電動機に用いる低圧進相用コンデンサに関する問題です。
進相用コンデンサは、電動機の運転に連動して投入・遮断されることが望ましく、手元開閉器(または電磁開閉器)の負荷側に接続して電動機と同時に開閉されるようにするのが内線規程の考え方です。電源側に接続すると、電動機停止時にコンデンサだけが系統に残って自己励磁や過電圧、不要な充放電によるリスクを招くため不適切です。
力率改善の目的に合致し、適切です。
停止後の残留電荷を安全に放電するため適切です。
過補償による電圧上昇や励磁不安定を避けるため、適切です。
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