2級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)前期
問17 (ユニットC 問7)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)前期 問17(ユニットC 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

変電所の塩害対策に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • がいしを洗浄する。
  • がいし表面にシリコンコンパウンドを塗布する。
  • がいしにアーマロッドを取り付ける。
  • 耐霧がいし(スモッグがいし)を採用する。

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この過去問の解説 (3件)

01

受変電設備における塩害は設備の金属部分が腐食し、絶縁性能を低下させてしまう恐れがあります。その塩害対策について問われていますが、下記の記述で1項目だけ塩害対策とは関係がない記述が含まれています。各選択肢を見ていきましょう。

選択肢1. がいしを洗浄する。

がいしを洗浄することで付着した塩分を除去することが出来るので、塩害対策として正しいです。

選択肢2. がいし表面にシリコンコンパウンドを塗布する。

シリコンコンパウンドは、はっ水性(水をはじく性質)が高く、がいし表面に塗布することで塩分が付着しにくくなります。よって塩害対策として正しいです。

選択肢3. がいしにアーマロッドを取り付ける。

アーマロッドとは振動による断線やフラッシュオーバ時のアークによる溶断を防止するための補強材として用いられ、塩害対策とは関係がありません。よってこの記述は誤りです。

選択肢4. 耐霧がいし(スモッグがいし)を採用する。

耐霧がいし(スモッグがいし)は沿岸地域や化学工場付近で採用され、耐塩懸垂がいしと同様に塩害対策として有効となります。よってこの記述は正しいです。

まとめ

がいしの塩害対策の問題は頻出していますので、繰り返しの学習で覚えていきましょう。

参考になった数5

02

変電所の塩害対策に関する問題です。

選択肢1. がいしを洗浄する。

塩分付着による絶縁低下を防ぐため有効です。

選択肢2. がいし表面にシリコンコンパウンドを塗布する。

撥水性を高め、塩分や汚損によるフラッシオーバを防止できるため有効です。

選択肢3. がいしにアーマロッドを取り付ける。

不正解です。

アーマロッドは電線の機械的補強や摩耗防止に用いるものであり、塩害対策とは関係がありません。

選択肢4. 耐霧がいし(スモッグがいし)を採用する。

表面を長くして漏れ電流を減らす設計であり、塩害や汚損環境に適しています。

まとめ

塩害対策は「がいしの汚損を防ぐ」「漏れ電流を抑える」ことが基本であり、アーマロッドは用途が異なるため誤りとなります。

参考になった数1

03

受変電設備の塩害対策に関する問題です。

塩害は、海岸部で風により飛来した塩分が設備表面に付着し、

絶縁性能の低下 → 漏れ電流増加 → フラッシオーバ

を引き起こす現象です。塩害に関する記述であるかどうかを考える必要があります。

選択肢1. がいしを洗浄する。

塩分付着によるフラッシオーバ防止のため、定期洗浄は代表的な塩害対策であり適当です。

選択肢2. がいし表面にシリコンコンパウンドを塗布する。

シリコンコンパウンドは撥水性を高め、塩分付着時の漏れ電流を抑える効果があり適当です。

選択肢3. がいしにアーマロッドを取り付ける。

アーマロッドは導体の補強・保護が目的であり、
がいしの塩害対策とは無関係であり不適当です。
塩害によるフラッシオーバ防止には効果がありません。

選択肢4. 耐霧がいし(スモッグがいし)を採用する。

耐霧がいしは沿面距離が長く、塩害・汚損環境での絶縁性能を確保するために使われ適当です。

まとめ

塩害対策は「付着を防ぐ」+「絶縁を強くする」+「汚損を除去する」+「運用で補う」の4本柱で構成されます。これらに該当するかどうか判断できるようにしましょう。

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