2級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)前期
問15 (ユニットC 問5)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)前期 問15(ユニットC 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

図に示すがいしの名称として、適当なものはどれか。
問題文の画像
  • 懸垂がいし
  • 長幹がいし
  • 高圧ピンがいし
  • ラインポストがいし

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この過去問の解説 (2件)

01

がいしとは電線と支持物を絶縁するために用いられています。用途に合わせた様々な種類のがいしがあり、見た目が特徴的となります。

 

選択肢1. 懸垂がいし

図は懸垂がいしとなりますので、こちらは正しいです。

見た目の形状は笠状となっており、送電線路用として最も多く使用されています。

選択肢2. 長幹がいし

長幹がいしは円柱形の磁気にひだを設けて両端に連結金具をつけたがいしです。見た目は細長く、懸垂がいしを連結したような見た目となります。よってこちらは誤りです。

選択肢3. 高圧ピンがいし

高圧ピンがいしの見た目はその名の通りピンが1本突き出したような形をしています。よってこちらは誤りです。

選択肢4. ラインポストがいし

ラインポストがいしは送電鉄塔などで用いられて見た目は長尺で笠数が多いのが特徴です。よってこちらは誤りです。

まとめ

この問題は暗記するしかないので、繰り返し読み込んで暗記していきましょう。

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02

部に金具があり、垂直方向に吊り下げられる構造をしています。これは典型的な「懸垂がいし」の形状です。

選択肢1. 懸垂がいし

適切です。

垂直に吊り下げて使用します。高圧送電線の支持に使われます。

選択肢2. 長幹がいし

不正解です。

長い幹部を持つがいしです。主に変電所などで使用されます。

 

選択肢3. 高圧ピンがいし

不正解です。

支柱の上にピンで固定され、低〜中圧配電線に使用されます。

選択肢4. ラインポストがいし

不正解です。

支柱に横向きに取り付け、配電線を支持します。

まとめ

ポイントは以下の通りです。

・懸垂がいしは、高圧送電線の支持に使われ、電線の張力を受ける構造

・他のがいし(ピンがいし、ラインポストがいし)は、主に配電線路や変電所で使われ、構造が異なる

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