2級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)前期
問10 (ユニットB 問6)
問題文
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問題
2級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)前期 問10(ユニットB 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
- 回転速度は、同期速度より遅くなる。
- 回転速度は、電源周波数が低くなるほど遅くなる。
- 回転速度は、滑りが減少するほど速くなる。
- 回転速度は、固定子巻線の極数が多くなるほど速くなる。
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この過去問の解説 (2件)
01
三相誘導電動機の回転速度は、同期速度 Nsと滑りsによって決まります。
Ns=120・f・P
f:電源周波数 [Hz]
P:極数
適切です。
誘導電動機は必ず滑りを持ち、同期速度よりわずかに遅い速度で回転します。
適切です。
同期速度は周波数に比例するため、周波数が下がれば回転速度も下がります。
適切です。
滑りが小さいほど同期速度に近づき、回転速度は速くなります。
不適切です。
極数が多いほど同期速度は 遅くなります。例えば、4極よりも2極の方が高速回転となります。
ポイントは以下の通りです。
・三相誘導電動機は 同期速度より遅く回転する
・回転速度は 周波数に比例し、極数に反比例する
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02
三相誘導電動機の同期速度を表す基本式である、N=120f/Pを抑えましょう
N=同期速度
f=電源周波数
P=極数
このことから、極数が増えると同期速度が遅くなることがわかるため、「回転速度は、固定子巻線の極数が多くなるほど早くなる。」の選択肢は不適当です。
三相誘導電動機は必ず滑りを持ち、同期速度よりわずかに遅い速度で回転するため、適当です。
回転速度は同期速度に比例するため、周波数が低いと回転速度も低下するため、適当です。
滑りが小さいほど同期速度に近づき、回転速度は速くなるため、適当です。
極数が増えると同期速度は逆に遅くなるため、不適当です。
三相誘導電動機の同期速度は、周波数が高くなると同期速度も高くなり、極数が増えると同期速度は遅くなります。
また、回転速度は 同期速度より少し遅いという基本を押さえておくとよいでしょう。
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