2級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)前期
問9 (ユニットB 問5)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)前期 問9(ユニットB 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

リチウムイオン二次電池の特徴に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 小型・軽量化が困難である。
  • 急速充電が可能である。
  • 電池の内部圧力上昇で膨張、破裂したり発火したりする危険性がある。
  • 繰り返し充放電できる回数が多い。

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この過去問の解説 (2件)

01

リチウムイオン二次電池は、現在最も広く使われている二次電池です。

選択肢1. 小型・軽量化が困難である。

不適切です。

リチウムイオン電池は、エネルギー密度が高く、小型・軽量化が容易であることが大きな利点です。携帯機器や電気自動車に広く採用されている理由となっています。

選択肢2. 急速充電が可能である。

適切です。

他の二次電池(鉛蓄電池やニッケル水素電池など)に比べて、急速充電性能に優れています。

選択肢3. 電池の内部圧力上昇で膨張、破裂したり発火したりする危険性がある。

適切です。

過充電や内部短絡などで熱暴走が起こると危険性があるため、保護回路が必須となります。

 

選択肢4. 繰り返し充放電できる回数が多い。

適切です。

サイクル寿命が長く、数百〜数千回の充放電に耐えられます。

まとめ

リチウムイオン電池は 高エネルギー密度・小型軽量・急速充電・長寿命 が特徴になります。

ただし、近年では、公共交通機関での発煙、発火事案が多く見受けられます。

 

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02

リチウムイオン電池は「小型・軽量化が容易」で高エネルギー密度を持つことが大きな特徴であるため、「小型・軽量化が困難である」という選択肢は不適当です。

選択肢1. 小型・軽量化が困難である。

「小型・軽量化が容易」であり不適当です。

選択肢2. 急速充電が可能である。

急速充電が可能であり適当です。

選択肢3. 電池の内部圧力上昇で膨張、破裂したり発火したりする危険性がある。

電池の内部圧力上昇で膨張、破裂したり発火したりする危険性があり、適当です。

選択肢4. 繰り返し充放電できる回数が多い。

サイクル寿命が比較的長く、繰り返し充放電できる回数が多いため適当です。

まとめ

リチウムイオン電池は「高エネルギー密度」「小型・軽量」「長寿命」「急速充電可能」という利点と、「熱暴走による安全性リスク」という欠点があることがポイントです。

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