2級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)前期
問4 (ユニットA 問4)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)前期 問4(ユニットA 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

図に示す、理想変圧器の一次側に、電流I1=1Aが流れているとき、二次側は、電流I2=40A,抵抗Rでの消費電力W=4kWであった。
この場合の一次側電圧Vの値〔V〕として、正しいものはどれか。
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  • 40V
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  • 4000V

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この過去問の解説 (2件)

01

一次側の電圧 VV を求めるには、理想変圧器のエネルギー保存の法則を使います。理想変圧器では、一次側の入力電力と二次側の出力電力が等しくなります。

選択肢4. 4000V

一次側電流:I1=1 A

二次側電流:I2=40 A

二次側の消費電力:W=4000 W=4 kW

 

理想変圧器では、

P1=P2=4000 W

一次側の電力は

P1=V⋅I1

したがって、

V=P1/I1=4000/1=4000 V

 

正解になります。

まとめ

この問題のポイントは以下の通りです。

・理想変圧器では損失がないため、一次側と二次側の電力は等しい

・二次側の電力が 4000W、一次側の電流が 1A なので、一次側電圧は 4000V

電力の式 P=VIP = VI を使ってシンプルに計算できます。

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02

理想変圧器では、一次側の電力と二次側の電力は同じであるため、

P₁=P₂=4000Wとなります。

一次側電力は

P₁=V×I₁なので、

4000W=V×1Aから、

V=4000Vとなります。

選択肢4. 4000V

上記より、4000Vとなります。

まとめ

電圧から電力を求めるためのワットの法則(電圧P=電力V×電流I)は基本公式ですので必ず覚えましょう。

理想変圧器では、一次側と二次側の電力が同じになることがわかれば、問題文に一次側・二次側の電流は示されているため、電圧の計算が可能となります。

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