2級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)前期
問2 (ユニットA 問2)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)前期 問2(ユニットA 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

巻数100回のコイルを貫く磁束が0.2秒間に0.06Wbの割合で増加するとき、コイルに発生する誘導起電力eの大きさ〔V〕として、正しいものはどれか。
  • 1.2V
  • 15V
  • 30V
  • 60V

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この過去問の解説 (2件)

01

ファラデーの電磁誘導の法則を使って、誘導起電力を求める計算問題です。

誘導起電力 eは次式で表されます

:e=N⋅ΔΦ/Δt

N:コイルの巻数

ΔΦ:磁束の変化量 [Wb]

Δt:変化に要した時間 [s]

選択肢1. 1.2V

不正解です。

選択肢2. 15V

不正解です。

選択肢3. 30V

N=100

ΔΦ=0.06

Δt=0.2 

 

ファラデーの法則に当てはめると以下の通りとなります。

e=100⋅0.06/0.2 =30 V

 

選択肢4. 60V

不正解です。

まとめ

このタイプの問題は「磁束変化量 ÷ 時間 × 巻数」というシンプルな形で覚えておくと便利です。

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02

ファラデーの電磁誘導の法則を使って、誘導起電力を求める計算問題です。

問題文を整理し、公式を使用して計算します。

巻き数N=100、磁束の変化量Δφ=0.06、時間Δt=0.2なので、

ファラデーの法則より、

E=N×{Δφ÷Δt}

=100×(0.06÷0.2)

=100×0.3

=30

よって、30Vとなります。

選択肢3. 30V

上記計算により、30Vとなります。

まとめ

計算問題を解くためには、公式に当てはめるための問題文の整理が重要となります。

今回の問題で求めるものは、誘導起電力=Eなので、

問題文から、巻き数=N、磁束の変化量=Δφ、時間=Δtを探す必要があります。

巻き数100回のコイルとあるので、巻き数(N)=100となります。

磁束が0.2秒間に0.06wb変化したとあるので、磁束の変化量(Δφ)=0.06、時間(Δt)=0.2となります。

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