2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問52 (ユニットG 問2)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問52(ユニットG 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

建設工事の現場に掲げる施工体系図を作成する場合において、下請負人に関して表示しなければならない事項として、「建設業法」上、誤っているものはどれか。ただし、下請負人は建設業者であるものとする。
  • 下請負人が請け負った建設工事の内容
  • 下請負人の主任技術者の氏名
  • 下請負人が請け負った建設工事の工期
  • 下請負人の健康保険等の加入状況

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この過去問の解説 (2件)

01

こちらは「建設業法」で元請業者が現場に掲示しなければいけない項目についての内容です。それぞれについて確認します。

選択肢1. 下請負人が請け負った建設工事の内容

どんな工事を下請業者が担当するのかを明確にする必要があります。

これは掲示しなければいけません。

選択肢2. 下請負人の主任技術者の氏名

その工事を担当する主任技術者の名前も掲示する必要があります。

これは掲示しなければいけません。

選択肢3. 下請負人が請け負った建設工事の工期

いつからいつまで工事を行うのかという期間も明らかにする必要があります。

これは掲示しなければいけません。

選択肢4. 下請負人の健康保険等の加入状況

健康保険などの加入状況については、現場に掲示する内容として建設業法では義務付けられていません。この問題は誤っている選択肢を選ぶ問題なので、この選択肢が正解です。

まとめ

健康保険などの加入状況については、現場に掲示する内容として建設業法では義務付けられていません。

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02

「建設業法」上の、建設工事の現場の施工体系図を作成するときに、下請負人に関する表示事項に関する問題です。

 

「建設業法施行規則第14条の6(施工体系図)」

施工体系図は、元請建設業者の事項を表示し、第3号と第4号の事項を第3号の下請負人ごとに、各下請負人の施工分担関係が明らかとなるように、系統的に表示し、作成します

 

第3号:建設工事の下請負人で、請け負った建設工事施工の次の事項を作成します。

下請負人が建設業者でない場合は、イとロの事項だけとします。

イ 商号又は名称

ロ 代表者の氏名

ハ 一般建設業又は特定建設業の別

ニ 許可番号

 

第4号:第3号の請け負つた建設工事に関し、次の事項を作成します。

下請負人が、建設業者でない場合は、イの事項だけとします。

イ 建設工事の内容及び工期

ロ 特定専門工事に該当するかどうかの有無

ハ 下請負人が置く主任技術者氏名

選択肢1. 下請負人が請け負った建設工事の内容

施工体系図表示が必要です

選択肢2. 下請負人の主任技術者の氏名

施工体系図表示が必要です

 

下請負人が建設業である場合です。

選択肢3. 下請負人が請け負った建設工事の工期

施工体系図表示が必要です

選択肢4. 下請負人の健康保険等の加入状況

施工体系図での記載は不要です

 

特定建設業者は、建設工事施工時に締結した下請契約の請負代金の額が、政令で定める金額以上のときは、建設工事下請負人の施工体制台帳を作成し、工事現場に備置きますが、「下請負人の健康保険等の加入状況」は、施工体制台帳に記載が必要です。

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