2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問40 (ユニットE 問5)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問40(ユニットE 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

品質管理に用いるPDCA(Plan、Do、Check、Action)サイクルの手順として、最も適当なものはどれか。ただし、(ア)~(エ)は次の品質管理活動を示す。

(ア)  標準どおりに作業を実施する。
(イ)  不具合が出たら、原因を調べて処置する。
(ウ)  品質を測定・試験し、結果を基準と比較し、確認する。
(エ)  品質に関する方針に基づき、品質の仕様を決定する。
  • (エ) → (ウ) → (イ) → (ア)
  • (エ) → (イ) → (ア) → (ウ)
  • (エ) → (ア) → (イ) → (ウ)
  • (エ) → (ア) → (ウ) → (イ)
  • (エ) → (イ) → (ウ) → (ア)

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この過去問の解説 (2件)

01

PDCAサイクルは、品質管理を行うときの手順で、「計画(Plan)→ 実行(Do)→ 確認(Check)→ 改善(Action)」の順番で進めていく方法です。

選択肢4. (エ) → (ア) → (ウ) → (イ)

問題文の内容は、次のように当てはまります。

(エ)品質に関する方針に基づき、品質の仕様を決定する。(Plan:計画)

 まず何をどうするか計画を立てます。

(ア)標準どおりに作業を実施する。(Do:実行) 

決めた計画を実際に行います。

(ウ)品質を測定・試験し、結果を基準と比較し、確認する。(Check:確認) 

やったことがうまくできているか確認します。

(イ)不具合が出たら、原因を調べて処置する。(Action:改善) 

問題があれば原因を見つけて、改善します。

 

これらを順番に並べると、
(エ)→(ア)→(ウ)→(イ)
という順番になります。

これがPDCAサイクルの正しい手順になります。

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02

PDCA(Plan、Do、Check、Action)サイクルの手順に関する問題です。

 

PDCAを簡単に説明します。

目標があって、それに対して、Plan、Do、Check、Actionを実施・繰り返します。

Plan

目標に対する、計画・設計・仮説と言う言葉が当てはまります。

Do

プランに対し、実行、作業、運用、実績などの言葉が当てはまります。

Check

実行したことに対し、評価・検証・確認・検討・反省などの言葉が当てはまります。

Action

評価や検証に対し、改善・処置・調整・措置などの言葉が当てはまります。

以降、P、D、C、Aが繰り返されます。

 

(ア)  標準どおりに作業を実施する。

(イ)  不具合が出たら、原因を調べて処置する。

(ウ)  品質を測定・試験し、結果を基準と比較し、確認する。

(エ)  品質に関する方針に基づき、品質の仕様を決定する。

 

それぞれを、P・D・C・Aのどれが当てはまるかを見ていきます。

Pは、目標に対する、計画・設計ですので、「(エ)」が妥当です。

Dは、プランに対しての実行・運用ですので、「(ア)」が妥当です。

Cは、実行ないように対しての、評価・検証ですので、「(ウ)」が妥当です。

Aは、評価・検証に対しての、処置・調整・改善ですので、「(イ)」が妥当です。

選択肢1. (エ) → (ウ) → (イ) → (ア)

(エ)→(ウ)→(イ)→(ア) ⇒ P→C→A→Dになります

選択肢2. (エ) → (イ) → (ア) → (ウ)

(エ)→(イ)→(ア)→(ウ)⇒ P→A→D→Cになります

選択肢3. (エ) → (ア) → (イ) → (ウ)

(エ)→(ア)→(イ)→(ウ)⇒ P→D→A→Cになります

選択肢4. (エ) → (ア) → (ウ) → (イ)

(エ)→(ア)→(ウ)→(イ)⇒ P→D→C→Aになります

選択肢5. (エ) → (イ) → (ウ) → (ア)

(エ)→(イ)→(ウ)→(ア)⇒ P→A→C→Dになります

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