2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度（2024年）後期
問38 (ユニットE 問3)

タクト工程表は作りやすくて管理しやすいのが特徴です。この記述は適切です。

タクト工程表は作業の流れが一目でわかり、人の動きを把握するのに向いています。

この記述は適切ではありません。

この問題は、最も不適当なものを選ぶ問題なので、この選択肢が正解です。

クリティカルパス（遅れると工事全体が遅れる重要な工程）を見つけるのは、ネットワーク工程表の方が得意で、タクト工程表は苦手です。この記述は適切です。

タクト工程表は階ごとの作業を整理するのに便利です。この記述は適切です。

同じ作業を繰り返す工事では、タクト工程表がとても便利です。この記述は適切です。

正

問題文通りの内容です。

タクト工程表は、システム化されたフローチャートを階段状に積み上げた工程表で、縦軸に建物の階数、横軸に暦日を取り、バーチャートにネットワーク工程表の表現取り入れたものです。

ネットワーク工程表に比べ、作成と管理がしやすいという特徴があります。

誤

工事全体の稼働人員を把握する場合、タクト工程表は稼働人数の把握が容易である。

工事全体の稼働人員を把握する場合でも、タクト工程表を採用できる。

タクト工程表は、全体の稼働人数の把握が容易で、工期の遅れによる変化に容易に対応できます。

正

問題文通りの内容です。

バーチャート工程表に比べれば、他作業との関連性が理解しやすいのですが、全体工程としての作業間のつながりや、全体工程の遅れなどは分かりにくく、クリティカルパスの把握は難しいです。

正

問題文通りの内容です。

高層ビルのように、各階ごとでの各作業の繰り返しは、どの階でも同じようにできるため、タクト工程表は使いやすい。

正

問題文通りの内容です。

高層ビルのように、各階ごとでの各作業の繰り返しは、どの階でも同じようにできるため、タクト工程表を使って、工程管理を行います。