2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問37 (ユニットE 問2)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問37(ユニットE 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

大型機器の屋上への搬入計画を立案する場合の確認事項として、最も関係のないものはどれか。
  • 搬入順序及び搬入経路
  • 搬入車両の待機場所
  • 搬入揚重機の作業に必要な資格
  • 搬入機器の試験成績書
  • 搬入揚重機の選定

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この過去問の解説 (2件)

01

大型の機械を屋上に運び入れるときに、計画を立てるための確認項目について、それぞれの選択肢を確認します。

選択肢1. 搬入順序及び搬入経路

機械をどの順番で、どのルートで運ぶか決めることは、とても重要です。

適切な確認事項です。

選択肢2. 搬入車両の待機場所

運ぶためのトラックなどの待機場所を確保しておく必要があります。

適切な確認事項です。

選択肢3. 搬入揚重機の作業に必要な資格

クレーンなどの機械を使うためには資格が必要で、安全に関わる重要な確認事項です。

選択肢4. 搬入機器の試験成績書

搬入する機械が問題なく動くかどうかの試験成績書は、搬入作業そのものとは直接関係ありません。これは関係のない事項です。

選択肢5. 搬入揚重機の選定

機械を持ち上げるためのクレーンなど、どの機械を使うか選ぶことは非常に重要です。

適切な確認事項です。

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02

大型機器の屋上への搬入計画を立案する場合の確認事項に関する問題です。

 

搬入に関する注意事項です。

1) 機材の数量、重量、容積などの把握

2) 搬入口の位置と大きさ

3) 搬入機械(屋上据付けなのでラフタークレーンのような重機)の選定と、点検・整備

4) 重機の操作手順と安全注意事項作成(巡視員などを含める)

5) 機材や重機の保管場所の選定

6) 道路の搬入と構内運搬の経路選定

7) 道路運搬や、道路封鎖に対する届け出

8) 機材の搬入から据付完了までの時間工程作成

9) 作業に当たっての安全注意事項の作成と作業員教育、指示命令系統の確立

選択肢1. 搬入順序及び搬入経路

搬入計画確認事項です

選択肢2. 搬入車両の待機場所

搬入計画確認事項です

選択肢3. 搬入揚重機の作業に必要な資格

搬入計画確認事項です

 

重機の種類によって、必要な免状が異なりますが、重機を選定した時点で、運転操作者が持ていることを確認します。

選択肢4. 搬入機器の試験成績書

搬入計画確認事項ではありません

 

搬入機器の試験成績書は、搬入する前にメーカーより提出させて(あるいは立会検査で確認)、搬入しても問題ないことを確認します。

もし、試験成績書に不備があれば、搬入計画と工事全体の見直しが必要です。

選択肢5. 搬入揚重機の選定

搬入計画確認事項です

 

搬入機器の重量と体積、搬入位置と経路、据付け場所から、適した重機を選定します。

なお、重機が特殊大型であれば、作業日前から待機する必要があり、交通関係の届出・許可が必要です。

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