2級電気工事施工管理技士 過去問
令和8年度(2026年)前期
問11 (電気設備 問1)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和8年度(2026年)前期 問11(電気設備 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

ダム水路式発電所の水圧管における水撃作用に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 水圧管を破裂させることがある。
  • 水圧管の長さが長いほど大きくなる。
  • 水車の使用水量を急激に変化させた場合に発生する。
  • 水車入口弁の閉鎖に要する時間が長いほど大きくなる。

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この過去問の解説 (1件)

01

水圧管の水撃作用とは流入流量が急変した時に水圧管内で発生する流水の運動エネルギーによって起こる圧力上昇を言い、ウォーターハンマーとも呼ばれています。水撃作用は流速変化が急激なほど、流量が多いほど、水圧鉄管の長さが長いほど大きくなり、その威力は水圧管を破裂させるほど大きくなります。

水撃作用の軽減対策は以下のようなものがあります。

①水圧上昇を抑えるため、ガイドベーンの閉鎖時間を遅くする。

②圧力トンネルと水圧管の接続部にサージタンクを設け、水圧上昇を吸収し減衰させる。

③急激な負荷変動に対し調速機を動作させ、水車入口弁を閉じるとともに水圧管の水を外部に放出し、急激な水圧上昇を抑える制圧機を設置する。

以上を踏まえて以下から誤った記述を選択しましょう。

選択肢1. 水圧管を破裂させることがある。

水撃作用は水圧管を破裂させることがありますのでこちらは正しいです。

選択肢2. 水圧管の長さが長いほど大きくなる。

水撃作用は水圧管の長さが長いほど大きくなりますのでこちらは正しいです。

選択肢3. 水車の使用水量を急激に変化させた場合に発生する。

水撃作用は水車の使用水量を急激に変化させた場合に発生しますのでこちらは正しいです。

選択肢4. 水車入口弁の閉鎖に要する時間が長いほど大きくなる。

水撃作用は水車入口弁の閉鎖に要する時間が短いほど大きくなりますので対策としてガイドベーンの閉鎖時間を遅くします。よってこちらは誤りです。

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