2級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)後期
問18 (ユニットC 問8)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)後期 問18(ユニットC 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

配電系統の電圧調整に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 変電所の送出電圧を調整する。
  • 柱上変圧器の適切なタップを選定して二次側電圧を調整する。
  • 電圧降下が大きい配電線は中間地点に線路電圧調整器を設置する。
  • 系統の力率を進ませるために分路リアクトルを接続し電圧を調整する。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

配電系統の電圧調整に関する問題です。

選択肢1. 変電所の送出電圧を調整する。

問題文の内容通りです

 

電圧調整は、電力系統の需要家への電圧値を許容範囲内に収め、電力損失を図るために行います。

変電所での電圧調整は、直接電圧調整を行う負荷時タップ切換変圧器や線路電圧低下補償器により行います。

選択肢2. 柱上変圧器の適切なタップを選定して二次側電圧を調整する。

問題文の内容通りです

 

柱上変圧器のタップ変更は、変圧比が一定であると高圧配電線の末端ほど変圧器二次電圧が低くなるので、柱上変圧器一次側に、定格電圧を中心に5個ほどのタップを設けて電圧降下に適したタップを選定し、二次電圧を適正範囲内に保持します。

選択肢3. 電圧降下が大きい配電線は中間地点に線路電圧調整器を設置する。

問題文の内容通りです

 

配電線は変電所で電圧調整することが基本ですが、こう長が長く電圧降下が大きい配電線の場合は、変電所の電圧調整だけでは需要家の許容電圧範囲に維持できません。

 

線路電圧調整器は、変電所の電圧調整だけでは許容範囲に入らないとき使用され、変電所出口から末端までの配電線経路の途中に設置されます。

特に電圧降下が大きい場合は、配電線路に沿って、複数台の調整器を設置します。

選択肢4. 系統の力率を進ませるために分路リアクトルを接続し電圧を調整する。

系統の進み無効電力を相殺させるために分路リアクトルを接続し電圧上昇を抑制する

 

需要家での力率改善の場合、地中配電線の発達で進み無効電力が生じますが、進み無効電力は、分路リアクトルで相殺させ、系統電圧の上昇を抑制します。

参考になった数3