2級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)後期
問7 (ユニットB 問3)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)後期 問7(ユニットB 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

低圧配電系統における電気方式において、単相2線式と比較した三相3線式の特徴として、最も不適当なものはどれか。
ただし、線間電圧、力率及び配電距離は同一とし、材質と太さが同じ電線を用いるものとする。
  • 電線1線あたりの送電電力は小さくなる。
  • 三相交流から単相交流を取り出すことができる。
  • 送電電力が等しい場合には、送電損失が小さくなる。
  • 回転磁界が容易に得られ、電動機の使用に適している。

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この過去問の解説 (1件)

01

低圧配電系統の電気方式で、単相2線式と比較した三相3線式の特徴に関する問題です。

選択肢1. 電線1線あたりの送電電力は小さくなる。

電線1線あたりの送電電力は大きくなる

 

1線当たりの送電電力比率は以下のようになります。

電気方式送電電力比率
単相2線式VIcosθ/2100%
三相3線式(√3)VIcosθ/3115%

cosθ:力率

選択肢2. 三相交流から単相交流を取り出すことができる。

問題文の内容通りです

 

スコット変圧器と呼ばれる変圧器で、三相交流から単相交流へ三相不平衡を抑えて変換します。三相入力から、二相交流(単相交流×2)に出力します。

選択肢3. 送電電力が等しい場合には、送電損失が小さくなる。

問題文の内容通りです

 

単相の場合の電力P1、電流I1とし、三相の場合の電力P2、電流I2とします。

P1=V・I1・cosθ

P2=√3V・I2・cosθ

P1=P2とすると、I1=√3・I2

単相の電力損失PL1=2I12r、三相の電力損失PL2=3I22r

PL1:PL2=2I12r:3I22r=2(3I22)r:3I22r=6:3=2:1

計算のように、三相の場合の電力損失は、小さくなります。

選択肢4. 回転磁界が容易に得られ、電動機の使用に適している。

問題文の内容通りです

 

120度ずつ位相のずれた3相交流を、120度ずつずらした固定子巻線(コイル)に流し、円滑な回転磁界容易に得られ、回転磁界でトルクが安定し、かご形三相誘導電動機に最適に使用できます。

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