2級電気工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)前期
問24 (ユニットC 問14)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)前期 問24(ユニットC 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

湿気の多い場所に低圧屋内配線を施設する工事として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、誤っているものはどれか。
ただし、必要に応じて防湿装置を施すものとする。
  • 金属ダクト工事
  • 合成樹脂管工事
  • ケーブル工事
  • 金属可とう電線管工事

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この過去問の解説 (2件)

01

「電気設備の技術基準とその解釈」からの出題で湿気の多い場所に低圧屋内配線を施設する工事として誤っているものを選択する問題です。ポイントは選択肢の中にケーブル、配管、線ぴ工事が含まれておりその中でも湿気の影響が大きい工事を理解できているかになります。

選択肢1. 金属ダクト工事

金属ダクト工事はその名の通り金属製のダクト内に電線を通す工事となります。よって湿気の影響で結露による漏電の発生等が考えられますので、湿気の多い場所での設置は原則禁止されています。よってこちらは誤りです。

選択肢2. 合成樹脂管工事

合成樹脂管工事は湿気の多い場所や水気のある場所に設置する場合は防湿装置を施すことで使用が可能となります。よってこちらは正しいです。

選択肢3. ケーブル工事

耐熱性、耐水性の高いケーブルを選定すれば湿気の多い場所でも施工は可能です。体表例を挙げるならVVFケーブルなどがあります。よってこちらは正しいです。

選択肢4. 金属可とう電線管工事

金属可とう電線管工事は合成樹脂管工事同様、湿気の多い場所や水気のある場所に設置する場合は防湿装置を施すことで使用が可能となります。よってこちらは正しいです。金属可とう電線管は一般的にプリカチューブと呼ばれています。

まとめ

電気設備に置いて「湿気」は大敵の一つとなりますので、施工前に対策を練ることが重要となります。

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02

湿気の多い場所に低圧屋内配線を施設する工事に関する問題です。

選択肢1. 金属ダクト工事

湿気の多い場所には不適当です。金属ダクトは湿気や腐食の影響を受けやすいためです。

選択肢2. 合成樹脂管工事

防湿性があり、適当です。

選択肢3. ケーブル工事

ケーブル自体が防湿構造を持つため、適当です。

選択肢4. 金属可とう電線管工事

防湿装置を施せば適当です。

まとめ

湿気の多い場所では、金属ダクトは腐食や結露による絶縁不良のリスクがあるため、規程上認められていません。

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