2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問32 (ユニットD 問3)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問32(ユニットD 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

建設作業に使用する移動式クレーンの安全装置として、最も関係のないものはどれか。
  • 安全弁
  • 揚貨装置
  • 過負荷防止装置
  • 傾斜角指示装置

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この過去問の解説 (2件)

01

建設作業で使う移動式クレーンの安全装置について、それぞれ確認します。

選択肢1. 安全弁

安全弁は、クレーンの油圧装置に使われていて、圧力が高くなりすぎるのを防ぎます。

移動式クレーンの安全に関係があります。

選択肢2. 揚貨装置

揚貨装置は、荷物を上下に運ぶための装置です。

これはクレーンの基本的な動作部分で、安全装置ではありません。

移動式クレーンの安全装置とは関係ありません。

選択肢3. 過負荷防止装置

過負荷防止装置は、重すぎる荷物を吊ると警告したり停止したりする装置で、

クレーンの安全にとても関係があります。

選択肢4. 傾斜角指示装置

傾斜角指示装置は、クレーンが傾いている角度を示すもので、

クレーンが倒れないようにするために関係しています。

参考になった数32

02

建設作業に使用する移動式クレーンの安全装置に関する問題です。

選択肢1. 安全弁

移動式クレーンの安全装置です

 

「労働省告示第135号(移動式クレーン構造規格)」

第28条(安全弁等)

【 油圧などを動力として用いるつり上げ装置・起伏装置・伸縮装置は、油圧などの過剰な上昇を防止のために、安全弁を備えます。 】

選択肢2. 揚貨装置

安全装置ではありません

 

揚貨装置は、船舶に設置されたデリックやクレーン設備です。

揚貨装置には、安全のための設備が備えられていますので、揚貨装置が安全性に欠けるということではありません。

選択肢3. 過負荷防止装置

移動式クレーンの安全装置です

 

「労働省告示第135号(移動式クレーン構造規格)」

第27条(過負荷防止装置)

移動式クレーンは、過負荷防止装置を備えます

次の移動式クレーンで、過負荷防止装置以外の過負荷を防止する装置を備えるものは、過負荷防止装置は必要ありません。

1) つり上げ荷重が 3トン未満の移動式クレーン

2) ジブの傾斜角と長さが一定の移動式クレーン 】

選択肢4. 傾斜角指示装置

移動式クレーンの安全装置です

 

「労働省告示第135号(移動式クレーン構造規格)」

第31条(傾斜角指示装置)

【 移動式クレーンで、ジブが起伏するものは、運転者の見やすい位置に、ジブ傾斜角の度合いを示す装置(傾斜角指示装置)を備えます。 】

参考になった数2