2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)前期
問40 (ユニットE 問5)
問題文
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問題
2級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)前期 問40(ユニットE 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
- 図の名称は、ヒストグラムであり柱状図ともいわれている。
- 中央値とは、データの総和をデータの個数で割った値をいう。
- 測定値にはばらつきがあり、規格値を外れているものがある。
- 分布のばらつきは、中心付近からほぼ左右対称であり、一般に現れる形である。
- 標準偏差が大きいということは、平均から遠く離れているものが多くあるということである。
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この過去問の解説 (3件)
01
この図は、品質管理で使われるヒストグラムで、測定値の分布を柱の高さで示しているものです。選択肢を一つずつ検討していきます。
正しい記述です。
この図はヒストグラムと呼ばれ、横軸に測定値の範囲、縦軸にその出現頻度を示す柱状グラフです。棒グラフと似ていますが、連続する数値の範囲を扱うのが特徴です。
不適当な記述です。
これは中央値ではなく、平均値(算術平均)の定義です。
中央値は、データを小さい順に並べたとき、中央にくる値のことです。
この問題は、最も不適当なものを選ぶ問題なので、この選択肢が正解です。
正しい記述です。
ヒストグラムをよく見ると、一部の柱が規格範囲の外に出ており、ばらつきが生じていることが分かります。これは製品に不適合があることを意味します。
正しい記述です。
図の形は、左右がほぼ対称で中央に山がある正規分布に近い形であり、自然界や製造の測定値でよく見られるパターンです。
正しい記述です。
標準偏差はばらつきの大きさを表す指標で、値が大きいほどデータが平均から大きく散らばっていることを意味します。
中央値の説明として「総和を個数で割る」としている選択肢が誤りです。
これは平均値の説明であり、用語の定義が間違っています。
他の選択肢は、図と統計の性質に沿った正確な記述です。
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02
品質管理には、管理図が使用されます。
管理図とは、主に生産現場の品質管理に活用するQC7つ道具のひとつであり、品質のばらつきを分析・管理するためのグラフです。
正しい内容です。
ヒストグラムと呼ばれ、品質管理で使用されます。
誤った内容です。
中央値とは、データの大きさを順番に並べたときに真ん中に来る値のことです。
選択肢は、平均値のことを述べています。
正しい内容です。
図を見ると、規格下限よりも小さい測定値も存在しています。
正しい内容です。
分布は中央を中心として、左右対称に、正規分布に近い形をしています。
正しい内容です。
標準偏差とは、データが平均から大きく離れて散らばっていることを意味します。
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03
品質管理に用いる図表(ヒストグラム)に関する問題です。
正
問題文の内容通りです。
図はヒストグラムで、長さ・重さ・時間などの計量データの分布を調べるために、縦軸に度数、横軸にある幅ごとに区分した計量値を表したグラフです。
グラフには、上限値と下限の規格値の線を入れます。
誤
中央値とは、メディアンのことで、測定値を大きさの順に並べ、中央値の値をいう。
中央値はメディアンのことで、集団の中心を見る数値です。
2個以上の測定値の中心を表すには、平均値かメディアンが使われます。
メディアンの求め方は、測定値が奇数個であるときは、測定値を大きさの順に並べ、中央の値をメディアンとします。
測定値が偶数であれば、測定値を大きさの順に並べ、中央の2個の値の平均値をメディアンとします。
正
問題文の内容通りです。
測定値2~3の度数10のデータは、規格下限値より低い値で、規格外データです。
平均値を大きい方にずらす処置が必要です。
正
問題文の内容通りです。
ヒストグラムの形状は、規格上下限内に余裕をもってばらつき、一般的に中心からほぼ左右対称になります。
正
問題文の内容通りです。
平均値が同じでも、標準偏差が大きくなると、裾野が広がった形状となります。
標準偏差は、データのばらつきを知ることができ、平均値の周辺でどれくらいばらつきがあるかが表されます。
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