2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度（2024年）前期
問28 (ユニットC 問18)

不適当な用語です。
「エンドアプローチ」は、建築や構造設計分野で使われる用語であり、電車線やカテナリ構造には用いられません。
カテナリちょう架式電車線に関する技術用語としては不適当です。

この問題は、不適当なものを選ぶ問題なので、この選択肢が正解です。

正しい用語です。
架線の曲線部分や分岐部において、トロリー線の位置を変化に応じて支えるために使われる装置です。電車線を柔軟に支える役割があります。

正しい用語です。
ハンガは、ちょう架線とトロリー線を垂直につなぎ、一定間隔で電車線を吊る部材です。カテナリ構造の基本構成要素です。

正しい用語です。
トロリー線を吊るための上側の支持線のことで、カテナリ構造を構成する主部材です。ここに張力を与え、下のトロリー線がたるまず安定します。

誤った内容です。

鉄道構造物（橋等）の端部の接続部部に使用される用語ですが、ちょう架線とは関連性が低いと見られます。

電車線の構成要素であり、正しい内容です。

ちょう架線を支持する為の金具で、可動式なので位置を柔軟に変えられます。

電車線の構成要素であり、正しい内容です。

カテナリちょう架式では、ちょう架線とからトロリ線を吊り下げるための部材を指します。

電車線の構成要素であり、正しい内容です。

トロリ線を支えるための支える為のものです。

誤

カテナリちょう架式電車線に関する用語ではありません。

サードレール式電車線路には、サードレール向きにより、上面・下面・側方接触式の3種があり、サードレール縁端での集電靴の移行を円滑にするために使用されるのが、エンドアプローチです。

正

カテナリちょう架式電車線に関する用語です。

架空電車線の線路方向の動けるようにし、限定的には上下方向の移動・調節が可能とするブラケットで、電柱に取り付けられます。

正

カテナリちょう架式電車線に関する用語です。

ハンガは、トロリ線を直接ちょう架するために、トロリ線とちょう架線を接続する金具で、ハンガとイヤーが一体となって接続金具となります。

正

カテナリちょう架式電車線に関する用語です。

カテリナちょう架式は、トロリ線が、ちょう架線によってちょう架される方式です。

冒頭のカテリナ式電車線を参照してください。